モノクロ写真に深みをだし
若さとヴィンテージを融合したフライヤーデザイン
若手サクソフォン奏者による四重奏団「franc Saxophone Quartet」の
コンサートのフライヤーとチケットをデザインさせていただきました。
今まで、聴いてこなかった音楽のジャンル〝クラシック〟。
ほぼ、無知な状態で挑んだ今回の案件だったので、
まず、最初に今までクラシックコンサートで使用された
フライヤーデザインを調べてみることにしました。
クラシックのフライヤーを見て思ったのは、
良くも悪くもクラシックコンサートのポスターと分かる
デザインが多いっということ。
ある程度のフォーマットが決まっているのかな。が正直な感想です。
そこで、初めての打ち合わせで
「せっかく、若い人のクラシックコンサートなんだから、今までのクラシックの〝っぽさ〟を残しつつ、少し外れてる他とは違うデザインにしてみては?」
とのご提案をいたしました。
今までのクラシックコンサートのイメージを残しつつ
良い意味でも悪い意味でもクラシックっぽくないイメージ。
それをふまえて打ち合わせがスタート。
打ち合わせ中に最近、私がはまっている〝JAZZ〟の話になり、
franc Saxophone Quartetのメンバーもジャズが好きで
にわかの私はここぞとばかりに色々なJAZZアーティストを
教えてもらっていたらそこで、ジャズみたいなデザインは?と提案。
メンバーの方とも意見が一致し、
デザインコンセプトが決まったところで
フライヤー作成に入りました。
まず、メンバーの写真ですが、ただ単にグレースケールにして
使用するのではなく深みを出しモノクロヴィンテージをイメージして加工。
そこに、オーゾドックスなレイアウトではなく
JAZZなどのライブで行われるセッションをイメージし
崩しながら文字を配置し、
ありそうでないクラシックっというよりもジャズのライブチラシを
イメージしながら作成しました。
従来のクラシックのイメージを残し、新たな挑戦や若さをテーマに
デザインをさせていただきました。
チケットは写真を外し、チラシのデザインのトンマナを
意識してデザインしました。
【イベント詳細】
franc Saxophone Quartet - Recital 2018 –
■日時
2018/9/22(土)
18:30 開場 19:00 開演
■会場
大阪市立阿倍野区民センター小ホール
■曲目
I.ゴトコフスキー / サクソフォン四重奏曲
小倉大志 / RonRon
G.ガーシュウィン / Rhapsody In Blue ほか
franc Saxophone Quartet 様
CLIENT
franc Saxophone Quartet
CATEGORY
graphic
PERFORMANCE
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